株式会社三重パーツさんの工場見学
その他
鈴鹿支店
2025.10.15

(株)三重パーツの自動車解体工場の見学に行ってきました
私たちの生活に欠かせない自動車。けれども、役目を終えた車はその後どうなるのか 普段あまり意識することはありません。
先日、三重県損害保険代理業協会 鈴亀支部のイベントで訪れた(株)三重パーツの工場は、その答えを目の前で示してくれました。
ここでは、廃車となった自動車が次々と解体され、まだ使えるパーツは丁寧に取り出されて倉庫に並びます。整然と積み上げられた部品は、国内外からの注文に応え、再びどこかの道路で新しい命を吹き込まれるのです。

印象的だったのは、エアバッグの発破処理。普段は目にすることのない工程ですが、安全と環境に配慮した“見えない努力”を実感しました。
さらに、重機による分解の迫力ある作業風景は、まさに「車が素材へと還る瞬間」を見せてくれます。

見学会を通じて感じたのは、リサイクルの現場が単なる廃棄処理ではなく、資源を未来へつなぐ循環の一部だということ。私たち
一人ひとりがモノの行き先に思いを馳せることも、環境保護の第一歩なのかもしれません。
今回の工場見学は、自動車という身近な存在を改めて“最後まで生きている”と気づかせてくれる貴重な時間でした。

